【要約】アンソニーギデンズ『親密性の変容』第三章

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アンソニーギデンズ『親密性の変容』第三章の要約とまとめです。

この章では主に「ロマンティック・ラブ」について書かれています。

前近代における情熱的愛情(passionate love)と結婚の関係

  • 前近代では、情熱的愛情(恋愛)は結婚生活に必要なものとは考えられておらず、むしろ結婚生活と対立するものであった
  • 情熱的恋愛(恋愛)は、結婚の外でするものであった(男性と、貴族階級の女性)
  • 18世紀後半以降、ロマンティックラブが重要視されるようになる

現代では、恋愛して結婚という流れが一般的ですが、前近代では、恋愛は結婚に不要と考えられていたため、恋愛無しに結婚していました。恋愛は結婚の外ですることでした。

ギデンズの言うロマンティック・ラブ

ギデンズはロマンティック・ラブについて断片的に述べるばかりで、こういうものだと明確には述べていません。

この章で断片的に述べられているものをいくつか拾い上げると以下です。

  • 相手に思いを注ぎ、理想化すること p73
  • 将来の展望の道筋を予想し、明示していくこと p73

ちなみに、一般的なロマンティック・ラブの定義は以下です。

「恋愛によって結びついた男女が結婚し、出産、子育を通して愛を育みつつ、ともに年をとっていく」という、結婚における純愛至上主義

ロマンティックラブの結末は? 夫と妻の温度差を「関係性ステータス」で測ろう

ロマンティック・ラブが重要視されるようになった背景

  • 家庭の発生
  • 親子関係の変化

家庭と職場の分離によって、父親の権威が弱まり、女性の力が強まった。親子関係の情緒的な温もりが強調されるようになった

  • 母性概念の創出

近代になって母性という概念が生まれ、それが女性性と結びつけられた

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