相対的剥奪

相対的剥奪(relative deprivation)は、他人と自分を比較して不満を抱くことです。

言い換えると、現在の状態と期待する状態の間のギャップのことです。

社会学者のマートンが提案した概念です。

相対的剥奪の英語

相対的剥奪は英語で「relative deprivation」です。

相対的剥奪の定義

社会心理学者のW. G.ランシマンは相対的剥奪を定義し、人が次の条件を満たしている時に、相対的剥奪が生じると言えます。

  1. AはXを持っていない
  2. Aは他者がXを持っていると見なしている(実際には他者が持っていないこともある)
  3. AはXを欲しがっている
  4. AはXを持つことができると思っている

相対的剥奪は主観的なもの

注意が必要なのは、絶対的に悪い状態にある人だけでなく、客観的に見たら良い状態にあり、他人からうらやましがられるような人でも、相対的剥奪が生じることがあります。

相対的剥奪は他人との比較の中で生じる、主観的なものだからです。

この自分と比較する他人を準拠集団と言います。

 

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