シュミラークル

シュミラークル(simulacrum)は、「現実を別の表現で置き換えたもの」です。

シュミラークルという言葉は、プラトンの時代からありました。しかし、今日のような意味を持つようになったのは、20世紀に入ってからです。

ボードリヤールは、シュミラークルは本質的にコピーのコピーであると主張しました。つまり、それ自体がオリジナルではないもののコピーであるため、完全に劣化しています。

独創的なものだとされるものが、実際には蜃気楼であり、目の錯覚です。別の言い方をすれば、シュミラークルは、結果であって、決して原因ではないということです。

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シュミラークルの英語

英語のsimulacrumは「像、似姿、幻影」という意味です。複数形はsimulacraです。

シュミラークルの例

シュミラークルの例としてディズニーランドがあげられます。

ディズニーランドは実際には存在しなかったもので、想像とファンタジーの表象で構成されています。さらに、ディズニーランドの中にも様々なシュミラークルが存在します。

例えば、「眠れる森の美女」の城は、ルートヴィヒ2世が憧れの中世の世界を再現しようとしたノイシュヴァンシュタイン城が元になっています。ノイシュヴァンシュタイン城自体が中世の城のシュミラークルのため、眠れる森の美女の城は、実際には存在しなかったオリジナルのコピーのコピーということになります。

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