文化資本(cultural-capital)はお金以外の個人の資産(学歴や言葉づかいなど)です。
経済資本(お金)と同様、親から子供へと引き継がれる(再生産される)ものです。
フランスの社会学者ピエール・ブルデューが提唱しました。
ブルデューは、文化資本を「身体化された文化資本」「客体化された文化資本」「制度化された文化資本」の3つに分類しています。
3つの文化資本
身体化された文化資本
「言葉づかい」や「立ちふるまい」など、身体に身についたものです。
客体化された文化資本
ピアノや本、美術品、骨とう品など、目に見えて触ることのできるものです。
制度化された文化資本
「学歴」「資格」などの、目には見えないが社会的に価値があると認められているものです。
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