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さ~そ

生得的地位と獲得的地位

文化人類学者 R.リントンが生み出した分類です。 生得的地位(ascribed status)は、個人の努力では得られない、生まれ持った地位のことです。性や年齢、親の階層などです。 獲得的地位(achieved status)は、個人の能力...
か~こ

合理化

マックス・ウェーバーが用いた概念で、近代社会では、人々の行動する際の基準が伝統、価値、感情ではなく合理性や理性に置き換わるというものです 合理化の例として、行政における官僚制の導入や、建築・都市計画における効率性の高い居住空間の構築などがあ...
あ~お

表局域と裏局域

ゴフマンのドラマツルギー理論における考え方です。 表局域とは、職場や街中などで、人が不特定数の人間に見られることを前提とし、その場にふさわしい演技をする空間のことです。 場合によっては、「家庭」が表局域となることもあります。 一方、裏局域は...
は~ほ

文化遅滞

アメリカの社会学者 W.F.オグバーンが著書『社会変動』 (1922) で用いた概念です。 彼はこの著作の中で、物質文化と非物質文化の間で発展の速度に差があることを「文化遅滞(cultural lag)」という言葉で説明しました。 これは、...
た~と

対抗文化(カウンターカルチャー)

対抗文化(カウンターカルチャー)とは、その時代の主流の文化と対立するグループの価値観や規範を表す言葉です。 サブカルチャー(下位文化)の一部です。 対抗文化の例としては、1960年代のアメリカでのヒッピー運動やグリーンムーブメント、フェミニ...
は~ほ

貧困の文化

人類学者オスカー・ルイスは、1950年代のメキシコにおいて、貧しい人びとが、具体的にどのような生活を送っているのかを明らかにしようと調査を行いました。 ルイスはこの調査において、「強い現在志向」や「心理的病理への高い耐性」など、貧困層の約2...
あ~お

アーバニズム論

アーバニズムは、都市における特徴的な生活様式のことです。シカゴ学派の社会学者のルイス・ワースが提案した概念です。 ワースは、アーバニズムについて、以下の4つの特徴をあげています。 1つ目は、一過性です。都市に住む人は、他者との関係が短期間し...
は~ほ

方法論的個人主義

方法論的個人主義(methodological individualism)は、社会現象は個々の人間の行為によって説明できるという考え方です。 個人を社会の部分ととらえるところから、原子論的個人主義ともいわれます。 M.ウェーバーの理解社会...
あ~お

AGIL図式

AGIL図式は、A (Adaptation、適応)、G (Goal attainment、目標達成)I (Integration、統合)、L (Latency、 潜在)の4つの要素から社会システムを説明しようとする考え方です。 1950年代...
あ~お

エスノセントリズム(自民族中心主義)

エスノセントリズム(ethnocentrism)は、自分の育ってきた民族や人種の文化が正しいと考え、他の民族や人種の文化を否定することです。 社会学者のウィリアム・サムナーが『フォークウェイズ』の中で使った言葉です。 自分たちの文化が自然で...
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